みなさん、こんばんは。ねぎしです。
今回はニュージーランドの南の都市「クライストチャーチ」から車で1時間半ほどにある小さな港町「Akaroa(アカロア)」に行ってきたので、そこでの様子を写真を絡めて、いつも通りお伝えできればと思います!
クライストチャーチから見て南東にある半島、“Banks Peninsula(バンクス半島)”に位置するAkaroaは、NZ原住民言語「マオリ語」で、“長い港”という意味を持ちます。
その名の通り、人口650人ほどのこじんまりとした素敵な「港町」であり、美しい海とその情緒ある町並みはとても絵になります。
具体的な道のりに関しては以下のサイトにわかりやすい地図がありましたので、興味がある方は参考にしてください。
では早速スタート!
まずは道中。
ニュージーランドの車窓は、日本では味わえない爽快さと面白さが間違いなくあります。
というのも見ての通り、そこらじゅうで酪農をしているからです。
4ヶ月ほどNZに滞在して、少し見慣れてきたというものの、やっぱり日本で旅をしていてもこの独特の雰囲気は楽しめないなと感じます。
都市部から30分くらい車を走らせると、あっという間にこんな感じ。面白いです。
逆にNZに住む人曰く、日本はどこに行っても集落があって驚くとのことです。
確かに。
日本では田舎に行っても規模は小さいにしても、ポツンポツンと集落が確認できます。
しかしNZは町と町の間が基本抜け落ちたように何もなくて(あるとしても牧場)、そこの落差はやっぱり新鮮です。
さてそんなこんなでドライブをしていると、道がいきなりくねくねとした急な上り坂になりました。
そんな道を我慢強く運転していくと、気づけばAkaroaが眼下に。
この時もう時刻は16時前で日も傾きかけていたので、目の前の海を西陽が綺麗に照らしていました。
NZの冬は17時には日が沈んでしまいます。一日が短いです。泣
逆に夏は私はまだ経験していませんが、21時くらいまで明るいそうです。すごい。
日が暮れてしまうと、くねくね坂道は少し怖いので、ギリギリ間に合いそうで一安心。
Akaroaに到着。暗くなるまでの間、軽く写真を撮りつつ散歩することに。
Akaroaにシンボルはなんといってもこの桟橋とオレンジ色の屋根が特徴の可愛らしい小屋。
どことなくフランスの雰囲気を感じます。
そう、何を隠そうここAkaroaは、1840年代に捕鯨を目的としたフランス人移民が多く移住した地なのです。
そのため現在でもそのフランス色は健在であり、NZの中でも少し変わった雰囲気が感じられます。
この日の夕方はとても風が強く、波がかなり激しく立っていました。
寒い上に風が吹きつけてくる、、、。どうしよう、、、。
という感じでしたが、やはり好奇心には抗えない。
桟橋、渡ります。
小屋に入ると、縦長の四角い窓からヨットたちが確認できました。
なんだか斜めから差し込む日差しも相まって、印象派の絵画にありそうな風景でグッときました。
実際は寒さのあまり、震えが止まらない状態で必死に堪えてシャッターを押しています。
この苦労伝われ。
小屋をささっと探索し、即効引き返す。
はあ寒かった、、、。
今度はもう少し街の奥にある灯台を目指すことに。
港のある湾をグーっとなぞるように移動します。
もう17時を過ぎて、少しずつ暗くなっていく海。
シーズンである夏だと、観光客やバケーションに来る人々で賑わうそうですが、現在は冬(しかも夕方)。
全然人がいません。不安になるくらい。笑
それもあってかすごく幻想的な風景が楽しめました。
ぼんやりとした空気にうっとりしながら海を眺めて歩いていると、さっきまで遠くに見えていた灯台がもうすぐそこに。
灯台のデザインがとても可愛いんだこれ!
ザ!灯台って感じで非常によろしい。憎いね!
綺麗な白の塗装に差し色の赤、淡い青。
脳内でフランス国旗完成。
これは少し歩いて近くまで来た甲斐がありました。
灯台の近くには素敵な黄色いお花たちが。
Acacia dealbataというお花らしい。
集合体恐怖症の方が見たら飛び跳ねそうなほど、細かくもこもこしている。
花粉がすごそうである。筆者はもちろん花粉症である。
今は流石に冬なので問題はないが、春が心配である。
どうなることやら。ちなみに花粉症は英語で「Hay Fever」と言います。
なんか響きが気に食わない。こっちは真剣に困ってるのに!どこがフィーバーやねん!
フィーバーいらない!
灯台の下は少し岬のようになっていて、港を一望することができました。
海を転々と漂うボートたちがとても可愛らしい。
また桟橋の先端には大量のカモメがいらっしゃる。
そんなロマンチックな写真をお届けしたところで、Akaroa前編を終わりにしようと思います。
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では、後編でまたお会いしましょう!
See ya!
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