みなさんこんばんは。ねぎしです。
今回も京都シリーズです。
この写真は京都は東福寺にて当時高校生の自分が撮影したもので、北庭と呼ばれる少し小さめのスペースに築かれている庭園です。
雪によって少々分かりづらいかもしれませんが、市松模様に苔が刈り込まれていて、その苔と苔の間に石が敷かれています。
そのため雪も苔の上に盛り上がり、石の上にはあまり積もっていない。
自然とモノクロの現代アートの様になっています。
雪の京都ってのもいいんだこれが。
夏の緑とか、秋の赤も良いけれど、それら全て白に染め切っちゃう冬の京都も贅沢で良いです。
確か「そうだ京都行こう。」の初代CMナレーションをされていた長塚京三さんも「京都は冬」と仰られていた。全く同感!
境内の木々が枯れている様も、物悲しさがある一方で、情報が削られて寺の建築や配置に自ずと意識が集中される。
元が良い京都だからこそ、冬もとてもおすすめです。
まあもっとも、いろんな季節で同一のお寺に複数回行くのが一良いのだと思いますが。
庭園に話をもどしましょう。
この庭園の雪のつもり方も単に平坦に積もるのではなく、丸みを帯びているのが愛おしい。
粉チーズみたいっす。
実は東福寺にはもっと広く、THE枯山水みたいな庭園もあるんです。
それに比べてこの北庭は規模も小さく、位置的にも端の方にあるのですが、そのこじんまりとした感じも含めて自分は好きで、また意外にも東福寺の隠れ目玉としても結構認識されている印象です。
雪が積もっている状態も良かったですが、夏の緑の濃い感じも気になります。
また違う季節にもう一度訪れたいですね。
あ、ちなみにこの後バスに乗り違えてめちゃ慌てた記憶があります。
京都のバス本当に難しいっす。
ではまた。
お便り 感じたことをお伝えください!