みなさん、こんばんは。ねぎしです。
引き続き『京を巡る。』シリーズを書いていきます。
京都好きな人、渋い京都が知りたい人は、他シリーズも見てみてください。
さて、この写真は圓光寺というお寺の庭園を写したものです。
モミジの緑が濃くてすごく綺麗です。
というのもこの圓光寺に到着するやいなや、いきなり雨!
ダッシュでお寺の中に避難。
この雨の時の縁側が好きです。
まだ少し熱気の残る九月末で、少し汗がじわじわと出てくる体の充実感と、雨の時特有のひんやりジメジメとした空気、そして木張りの床。
雨は結構降っていた記憶があります。
瓦屋根から雨水が絶え間なく落ち続けていて、また庭園の池は跳ね回っていました。
動けないなとか思っていると、思い立ったように雨がいきなり止みました。
この圓光寺は結構な山の上の方に位置しているので、それもあって天候が安定しないんだと思います。
止んでみると、雨水で緑が濃い。サンキュー、局地的大雨。グッバイ、局地的大雨。
この写真をよくみるとわかるかと思うんですが、モミジの緑を纏った光が差し込んで畳がそれを鈍く反射している感じがすごく好きです。
渋いね。
日本の建築って本当にすごい。計算され尽くしていますね。
紅葉しているモミジも好きだけど、この鮮やかな緑のモミジも好きなんだな。
“モミジ”は“紅葉”と書きますよね。でもそれって、結構残酷じゃないですか。
だって紅葉って、いっちゃえば葉っぱの終わりじゃないですか。終焉。
本来の姿はこの緑なんですよ、、。
でも赤くなった様があまりにも綺麗がゆえに、モミジといえばコウヨウだよね、って“紅葉”という漢字にされた。
「どのように死ぬかが大事」的な名言を不覚にも体現してしまったモミジ。
僕は生き生きしてる君を評価するよ。
さあ、皆さんはどちらがお好み?
圓光寺は全体的にセンスのよろしい、ちょっぴりモダンな印象を持ちました。
新しい京都が見られるかもしれません。
皆さんも是非。
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