みなさんこんばんは。ねぎしです。
今回は久しぶりに京都を離れて、島根県は鰐淵寺をご紹介したいと思います。
なんといってもここ鰐淵寺は僕がいったお寺ランキング一位でして、本当は教えたくないくらい愛しているお寺です。
島根県といえば、そう、レジェンド出雲大社ですよね。
出雲大社も行きたいけど、人多そうだしな、、と思ってこの人がいなさそうな鰐淵寺(超失礼)を旅先に選出、結果大正解というわけです。
とはいってもこの鰐淵寺、当たり前ですが、すごく由緒正しいお寺だったりするんですよ。
神社である出雲大社との関係は深く、神仏混淆(神道と仏教を混じり合わせて信仰を見出すこと)し、習合(教えみたいなもの)を共に確立、推進したり、かの有名な延暦寺の末寺(傘下のお寺)に日本で初めて選ばれるなど、かなり歴史がある。
知る人ぞ知る、実力派の隠れ強キャラなのです。
あの超人こと弁慶も訪れています。それに関しては、以下の記事で少し紹介していますので、併せて是非。
バカでかい鐘を101km遠くから、たったの一晩で鰐淵寺に持ってきたレベチ武勇伝が書かれています。
そんなわけでお寺はもちろん立派だし、加えて超山の上にあるんだな。
大自然の中に突如、ポツンとある感じ。うん、やっぱり強キャラ感。
僕が訪れたのは真夏なので、緑はやかましいくらい青々としていて、山は眩しい太陽光にモコモコと膨れ上がるっていました。
蝉は狂ったように騒ぎ立て、涼しげな風が時々思い出したように、葉の擦れる音を連れてやってくる。
そうして境内を歩いていると、目の前には頑固に並ぶ階段と、その奥の陽炎に浮かぶ朱色の本殿が。
写真の情景です。
息を飲みましたね。なんて威風堂々とした構えなんだ。
緑と赤のコントラストが印象的でした。
階段は木漏れ日で揺れ、まるで海底に届く光みたいだ。
この時点で、あー、これはスンゲェとこ来たぞと思いましたね。
っと、なんだかんだ長くなったので、今日はここまで。この先どんな感じだったのかは次のパートでご紹介します。
今でもこの写真を見ると、あの夏の光を浴びる木々と、飽きることなく鳴き続ける蝉の声を目の当たりしているような感覚に陥ります。
勘弁してくれよ、こっちは起き抜けの寒さにやられてんだぜ。参っちゃうよ。
蝉はいつだって気が付けばいないんだ。
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